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大連 原油漏れ事故―汚染面積が拡大

2010年07月24日

【新唐人2010年7月24日付ニュース】中国第2のコンテナ中継基地の、大連新港で16日、爆発事故が発生。原油漏れが深刻な汚染を招きました。汚染された面積は、広がり続けていますが、現地には原油除去の道具が不足しており、作業は難航しています。

アメリカ・メキシコ湾沖の原油漏れ事故の解決が遅れる中、中国北部の大連新港でパイプラインが爆発。約1500トンの原油が漏れたそうです。
 
さらに汚染が深刻な面積も、19日の10平方キロメートルから50平方キロメートルと、5倍に広がりました。
 
地元の関係者によると、原油除去の道具が不足しているため、作業は難航。現在、作業員はゴム手袋をはめて、箸を使って油を除いています。しかも、大量の原油が海岸に押し寄せているそうです。
 
大連新港は今、閉鎖されていますが、これが10日間続くと、100万トンの原油の輸送に影響が出そうです。また、原油のほか、鉱石や穀物の輸送も影響を受けています。
 

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